2019.08.31 03:00お絵描きは楽し子ども達に部屋中を散らかされながら。ときには子どもに手を出され、それでも描こうと逃げまわる私。睡眠を削ることもしばしば。そこまでして、なぜ描くのか。描くことが好き。この気持ちが、慌ただしい日々の中ささやかな心の支えになっているから。好きなことがあるのは大事だなと思う。好きなものと、好きなことは似ているようで違う。好きなものは物であって、自分の外に存在している。好きな本だったり、文具や雑貨などの物質で。好きなことは、それをしている自分が好き、という自分の中に存在している。性質というものではないか。もので満たされるより、ことで満たされるほうが心地いい。そうして考えると、好きな本は読んでいる時が楽しくて、文具は使っている時が心踊る。「好き」の目的が、あくまで...
2019.08.25 14:25我々に正装は無理だった娘が七五三、息子は一歳の誕生日ということで、家族で写真を撮った。子ども達は写真屋さんで貸衣装を着る。大人もあわせて、自宅から正装して向かった。今夏は異常な蒸し暑さである。正装は厚い! そして暑い! 着こんでむれて汗をかく。われわれ夫婦は肌が弱いため、夏場の汗は天敵なのだ。汗で肌が荒れて真っ赤になる。写真屋さんのスタジオでは冷房がきいているが、外へ出て数分の移動で汗だくになった。そして肌が荒れ、夫婦ふたりで「かゆい」を連呼。耐えがたい苦行である。撮影を終えて自宅へ帰り、やっとの思いで服から解放された。首や背中をぼりぼりとかきむしる似たもの夫婦。「我々に正装は無理だ」とは、夫の言である。そう、夏の正装に耐えられない。肌トラブルの悩みは何とも言いがたい。この...