子ども達に部屋中を散らかされながら。ときには子どもに手を出され、それでも描こうと逃げまわる私。睡眠を削ることもしばしば。
そこまでして、なぜ描くのか。
描くことが好き。
この気持ちが、慌ただしい日々の中ささやかな心の支えになっているから。
好きなことがあるのは大事だなと思う。
好きなものと、好きなことは似ているようで違う。
好きなものは物であって、自分の外に存在している。好きな本だったり、文具や雑貨などの物質で。
好きなことは、それをしている自分が好き、という自分の中に存在している。性質というものではないか。
もので満たされるより、ことで満たされるほうが心地いい。
そうして考えると、好きな本は読んでいる時が楽しくて、文具は使っている時が心踊る。
「好き」の目的が、あくまで物ではなく、行為によることを忘れないでいたい。
今日も我が家は平和です。
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